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防滑材比較表
防滑材は硬質滑止材と軟質滑止材に分けられます。それぞれ特徴があります。
以下はソリトン・コム取扱い防滑材(滑止材)の融石LS・融石LL砕石7号塩化ナトリウムと各項目において比較しました。

項目

融石LS・融石LL

砕石7号

塩化ナトリウム

使用方法
 散布方法
 散布工法
 散布状態

微粉末の物理的効果
回転円盤、人力
滑止め散布
乾燥

砕石の物理的効果
回転円盤、人力
滑止め散布
乾燥(防氷剤加湿)

化学的雪氷崩壊
回転円盤、人力
凍結防止散布/融雪散布
乾燥、加湿、スラリー

原材料

国産炭カル、澱粉

道産砕石、防氷剤

輸入の岩塩、海水塩

滑り抵抗
 凍結温度
 理論融解量
 融解反応
 融解速度
 付着状態
 持続時間

散布と同時
温度が変化しない
融雪効果はない
化学反応しない
水分で融解し遅い
雪氷の付着が弱い
6h程度
低温ほど長い

散布と同時
温度が変化しない
融雪効果はない
化学反応しない
融解しない
天候により貫入
4h程度

濡れ具合、気温で変化
-21(23.8%) 3.42mol/100g
127.6g/63.7g (-5℃/-10℃)
吸熱 -20.3/g
塩カルに比べ遅い
濡れ粒雪 認識容易
3〜4h程度
路面温度による

作業性
 毒性
 潮解性
 取扱性

良好
なし
なし
容易

良好
なし
なし
容易

良好 散布量の把握が大切
なし
低温時固結
容易、残量処理、洗車

貯蔵性
 貯蔵性
 貯蔵期間
 廃棄処理

容易
屋内倉庫
3年程度
一般廃棄物

容易
屋内倉庫
3年程度
一般廃棄物

やや容易 低温地域では注意
保温屋内倉庫
3週間程度
処理規制

地域性
 付加価値
 原材料
 製造
 輸送

価格の軽減が可能
高い、道内生産
主要材料道内産
容易、通年生産
容易

使用地域産
普通
道内産
容易 夏季に生産保管
容易

輸入で軽減が困難
低い
輸入
国内では困難
容易

環境影響
 分解
 防錆剤
 鋼材腐食
 コンクリート
 土壌
 植物
 地下水
 融雪水
 水生生物
 ほ乳類

影響が少ない
土壌還元分解
不要
影響なし

酸性を中和効果
アルカリ性を供給
硬度が上がる
中和される
影響少ない
穏やかな刺激

粉塵、残留、飛散
分解しない
不要
影響なし
舗装の摩耗
法面に残留
なし
なし
なし
なし
なし

鋼構造物・コンクリートに多い
Na+は地下残留 Cl-は化合
必要
腐食する CMAの5〜15倍
剥離、崩壊
構造破壊、固める
化学的枯渇
イオン濃度が増す
低濃度塩水
イオンの浸透性
LD50 300mg/Kg



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