ソリトン・コムの路面維持管理体系図
施設系−消融雪設備−無散水に対応
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雪の特性と道路の性格を考慮したロードヒーティングシステム。
システムの研究、開発から安全性・機能性を追及したロードヒーティングシステムをプランニングします。 |
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自己制御発熱体(TSC)、または路面に電気発熱線を埋設し、電気エネルギーによって雪・凍結路面を融かします。 |
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1.設備が簡単でコンパクト
2.規模の大きさに関係なく設置できる
3.平面形状に融通性がある
4.電力の積雪料金体系が整っている
5.路面状況に応じた比例制御が困難
6.熱エネルギー効率が低い |
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路面に埋設したパイプに、灯油、都市ガス、プロパンなどのボイラーによって温めた、地下水や不凍液を循環させ雪・凍結路面を融かします。 |
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1.エネルギーの交換効率が良い
2.省資源型のシステム
3.地熱水など他の熱源と併用できる
4.平面形状が制限される
5.融雪の均一性に欠けることがある |
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路面にヒートパイプを埋設し、電気やボイラーのエネルギーによって雪・凍結路面を融かします。 |
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1.各種の熱源を利用できる
2.パイプでの熱変換効率が良い
3.自己温度制御作用がある
4.パイプの故障が波及しない
5.たわみ性舗装での利用には舗装の厚さに制限がある
6.平面形状が制限される |
方式 |
熱源 |
熱輸送および
ロードヒーター |
イニシャル
コスト
(円/平方メートル) |
ランニング
コスト
(円/平方メートル・冬) |
備考 |
温水 |
灯油ボイラー |
温水環境放熱管 |
52,000 |
1,620 |
ボイラータンクの設置場所が必要。
燃料補給が頻繁で管理に劣る。 |
都市ガスボイラー |
温水環境放熱管 |
54,000 |
2,180 |
都市ガス給油管が敷設されていることが必要条件。燃料の供給、管理が楽。
地下埋設型ボイラーの開発で狭い歩道にも設置が可能。 |
空気ヒートポンプ |
温水循環ヒートパイプ |
95,000 |
2,010 |
廃熱回収設備(採熱部)の開発が急がれる。
熱交換器のコストダウンが急務。
イニシャルコスト低減策として、ヒートポンプと電気ヒーターの併用が考えられる。 |
電気 |
電気発電線 |
発熱線 |
49,000 |
3,960 |
きめ細かな制御(4要素通電率)が条件。
維持管理に優る。
トラブルが少ない。 |
STC発熱帯 |
発熱帯 |
55,000 |
2,770 |
高発熱タイプ。
自己温度制御型。
維持管理が容易。
省エネタイプ。 |
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